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天国の枯れない花

~奇跡は起きるものではなく起こすものです~とある光一ファンの呟き

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これはいい対談

エコレゾ ウェブ 緊急企画「LOVE CHECK/energy - 今だからこそ、のエネルギーのこと-」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/



何故小林武史?と思ったんですが、元々こういうのに関心深い人なのか。
でもって山形出身だったんですね。もっと都会の人のイメージだったから意外。

ちなみに私は小林武史が嫌いなんですが(笑)この企画の対談はどれもよかったです。
原発の問題点、これからの課題、今後のエネルギーをどうするか、などなど。
どれも読む価値あり、というか読むべき話だと思いました。

どの対談もいい話をしてるんですが、特に原子力開発従事経験者である飯田哲也さんとの対談は必読。
中でも、

飯田哲也×小林武史(3) 「僕らは今、何をすればいい?」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110409_5009.php

の後半部分。
外部被曝と内部被曝の違いについてと、その対策。

内部被曝に注意を促す専門家の方は皆大体同じ事を言っていて、
4/1にリンク貼った八代嘉美教授の文とも被る内容ですが、より具体的で理解しやすかった。

その後の「計画停電をせずに夏を乗り切る方法」は是非推進して実現を望みます。
各家庭のアンペアを減らすっていうのは私もちょっと考えた。
一人暮らししてた時、あまりに頻繁にブレーカーが落ちるので、アンペア増やした事があったんです。
という事は逆にアンペアを落とせば、一件当たりの消費電力量が減って全体の制限ができるんじゃないかと思ったんですが、正解だったようです。
その代わり気をつけないとしょっちゅうブレーカー落ちますけど。
レンジでチンしながらドライヤー付けたらいきなりバチン!とかね(笑)
あれパソコン使用中にやられると凹むよね・・・。


これも興味深かったな。

緊急会議 箭内道彦×小林武史 「福島県人としての決意」
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110330_4999.php

ミュージシャンの立場で、地元民としてできることを考えてる。

特にいいなあと思ったくだりを抜粋。

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箭内 今って、東に行く人と、東京にいる人と、西に行く人との3種類の人がいるじゃないですか。

小林 うん。

箭内 小林さんから電話がかかってきたとき「どこか西の方に行ったのかな?」と思っていたのに、「今、山形にいる」って言っていて。全然イメージしていなかったから、びっくりした(笑)。

小林 僕は地震があったときに、翌日がMr.Childrenのライブの予定だったから大阪にいたんだよ。それでとりあえず3日間は関西にいたんだけれど、やっぱり「被災地に行くべきだ」と周りに言ったら抑えられてさ。

箭内 やっぱりそのパターンね。

小林 そう。それでも結局、マネージャーとかを説得して。その段階ですでに山形に入っていたスタッフもいたんだけれど、自分も実際に行ってみないと、この先の現場の実感を持てないじゃない。音楽もそうだけれど、体を通さないとさ。理屈で言っていてもダメな人間なんだよね。それに、自分が実感しないと、人に「行って来いよ」なんて言えないから。

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ちょっと小林武史が好きになった瞬間。
こういう人だから、周りの人も付いて来るんだな。

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総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&A

ものすごく参考になったので是非多くの人に読んで欲しい。

日本の外からの視点で語られてるので、冷静な分析で評価も公平だし指摘も鋭い。
対岸の火事だからこそ余裕もあり、中からは見えないものも見えてるんだろうなと思いました。


英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 1)
http://yokofurukawa.wordpress.com/2011/04/06/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E5%9C%8F%E3%81%AE%E7%B7%8F%E5%90%88%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%AA%8C%E3%80%8C%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B/


英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 2)
http://yokofurukawa.wordpress.com/2011/04/06/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e5%9c%8f%e3%81%ae%e7%b7%8f%e5%90%88%e7%a7%91%e5%ad%a6%e8%aa%8c%e3%80%8c%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%80%8d%e3%81%ae%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8b-2/

英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 3)
http://yokofurukawa.wordpress.com/2011/04/06/%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e5%9c%8f%e3%81%ae%e7%b7%8f%e5%90%88%e7%a7%91%e5%ad%a6%e8%aa%8c%e3%80%8c%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%80%8d%e3%81%ae%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8b-3/

英語圏の総合科学誌「ネイチャー」の福島原発事故Q&Aの日本語訳(Part 4)
http://yokofurukawa.wordpress.com/2011/04/06/nature_fukushima_chat_japanese_part4/


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放射線は正しく恐れろ

日本チェルノブイリ連帯基金オフィシャルブログより(一部抜粋)

【「被曝」について-3月16日】

『まず、TVで流れる放射線量について、不安をお持ちの方が、多いと思われます。チェルノブイリ事故でもそうでしたが、爆発事故の処理に当った消防士以外は、直接「被爆」ではなく、大気に拡散した放射性物質による「被曝」です。被曝は個人の注意でかなり防護できます。

1.外に出る時は、マスク・帽子・コート(雨合羽がいい)を着用し、外気に皮
  膚がさらさ れないようにする。呼吸による経口被曝も防ぐ。

2.露地物野菜や自然湧水を口にしない(特に汚染が観測された地域)。

3.放射線物質の拡散は、風向きによるので、風向き情報に注意する。

4.日本各地の原発で設けているオフサイトセンターが測定する環境放射
  線量をチェックする。(福島・宮城には、アクセスが難しい)。

5.ヨウ素剤を飲むことは、必要ですが、原発立地地域以外では、備蓄して
  いるとは思えません。備蓄している自治体でも、緊急避難地域の方に
  優先して欲しいので、昆布などを食べ、ヨウ素を日常的に摂ってくださ
  い。I₁₃₁の半減期は8日です。

 線量が低いから、安全とは言えません。低線量内部被曝は大きな問題です。私たちは、年間に自然放射線を2.4mSv浴びています。「マイクロシーベルト」「ミリシーベルト」など、なじみの無い用語ですが、落ち着いて対処し、被害の拡大を防ぎましょう。』


以上、こちらから引用させて頂きました。
http://jcf.ne.jp/cp-bin/blog/index.php?day=20110316

NPO法人「日本チェルノブイリ連帯基金」公式HP
http://jcf.ne.jp/

チェルノブイリを始め、今回も南相馬市でボランティア活動してらっしゃる方のご意見なので、少なくとも都内にいる局アナとか政府とか東電の言うことよりは信憑性があるかと。

専門家の方もそれぞれの見地で色々語ってらっしゃいますが、福島まで行って調査してるような人はほとんど見かけず・・・遠く離れた安全な場所から、入ってくるわずかなデータを頼りに憶測や推論で解説している現状。
まして利害とか保身とか研究者としてのプライドとか、そういうのがちらっとでも見えるとうーんと思ってしまう自分がいる。


そんな中で個人的に説得力があり、信頼に値すると感じたのがこちらの記事。

【放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」】
 by 八代嘉美(慶應義塾大学医学部特別研究助教)
http://synodos.livedoor.biz/archives/1710889.html

文章も読みやすく分かり易い。お医者さんだからかな?
理系の専門家って基本的にそうなんですが、放射能とか原子力関係の専門の先生方は、説明も文章もまどろっこしく分かり難い人が多い、と言うのが私的印象。

ちなみにこのエントリーのタイトルは、上の八代教授のコラムから拝借。
なるほどと思いました。文才あるわーこのひと。

ありがたい事に家もあり、ネットが出来てテレビも見られる停電も無い地域に住んでる私は、情報を取捨選択する事が出来るので、なるべくアンテナ張って有益な情報だけを拾うスキルを身につけようと思う。

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